平成21年度 第2回 長期優良住宅先導的モデル事業紹介
フィアスホーム長期優良住宅先導的コンセプトモデル
株式会社 トステム住宅研究所
フィアスホームカンパニー
フィアスホームカンパニー
〒136-0071
東京都江東区亀戸1-5-7 日鐵NDタワー5F
東京都江東区亀戸1-5-7 日鐵NDタワー5F
●基本コンセプトについて
「夏ハイカニモ 涼シキヤウニ」「冬ハイカニモ アタタカナルヤウニ」…、茶人・千利休が表わした利休七則に見られるように四季のある国・日本には、それぞれの季節に快適に過ごせる先人達の住まいの工夫があり、冷暖房器具のなかった時代に夏の涼しさ、冬の暖かさを感じられる、現代のエコ住宅に通じる考え方があった。
フィアスホームでは、自然の恵みを上手に生かす考え方は、低炭素社会実現のため今後も次の世代に引き継がれるべき知恵と考え、先人達の日本の気候風土に適した住宅の考え方を取入れながら、「自然の活用」「日本の住文化への調和」+「先導的なテクノロジー」「省エネルギー設備」によって長期に渡り住宅の基本性能を維持し、今後も『長く住み継がれる日本の住宅』の提案を行った。
フィアスホームでは、自然の恵みを上手に生かす考え方は、低炭素社会実現のため今後も次の世代に引き継がれるべき知恵と考え、先人達の日本の気候風土に適した住宅の考え方を取入れながら、「自然の活用」「日本の住文化への調和」+「先導的なテクノロジー」「省エネルギー設備」によって長期に渡り住宅の基本性能を維持し、今後も『長く住み継がれる日本の住宅』の提案を行った。
●先導的な提案の内容について
1.自立循環型住宅の設計手法を発展させた省エネの考え方
長期にわたる省エネが現実レベルで達成されるためには (i) 計画、(ii) 設計、(iii) 施工、(iv) 居住の4段階で確実に実行出来る事が必要と考えた。
2.住宅の耐久性と生活スタイルの変化に対する考え方
住宅性能表示制度の耐震等級3相当の仕様とした。
家族のライフステージの変化とともに、間仕切り変更が可能な可変性を確保した間取りの計画とし、電気配線・設備配管の変更にも対応可能な具体的な工夫を取り入れた。
将来の可変空間の自由度をアップするため、外周部+設備コア部のスケルトン状態の間取りでも住宅性能表示制度の耐震等級3相当を確保する計画とした。
3.「太陽光発電システム+電気自動車対応」による創エネルギーと自家消費の『循環型システム』
冒頭の省エネ対策により、エネルギー消費とCO2排出量を低減するが、さらに太陽光発電システムを搭載し「創エネ」を行い照明・家電等で使用、今後普及が予想される電気自動車に対応した充電設備を設け、お客様がプラグインで充電した電気自動車を走行させる事で住宅と自動車双方で低炭素社会実現を目指す。
将来的に環境が整えば、安価な深夜電力を使い自動車に貯めた電気を家の中でも使用する事で、さらなるCO2低減を行い長期に渡り地球環境の保全に貢献が可能な『循環型システム』とする。
長期にわたる省エネが現実レベルで達成されるためには (i) 計画、(ii) 設計、(iii) 施工、(iv) 居住の4段階で確実に実行出来る事が必要と考えた。
- オリジナルの断熱材一体型パネル「eパネル」と高精度の躯体により次世代省エネ基準を上回る断熱性・気密性を確保、快適性と省エネを両立させ、将来に渡り結露が起こりにくく耐久性に優れた住宅を計画する。
- オリジナル設計手法である『風と光のデザイン』(〜地窓と外構植栽を一体で計画し涼風を取り込む「建物・外構トータル設計」、卓越風を取り込みやすい窓配置、負圧を利用した通風計画など〜) により自然風を積極的に取り込み、総合的に省エネ性の高い設計を行う。
- 工場生産による断熱材一体型パネルにより、現場での省エネ品質を確実に確保する。
- 居住する上でお客様の省エネ意識を喚起するために、性能を「見える化」した報告書を提示する。
2.住宅の耐久性と生活スタイルの変化に対する考え方
住宅性能表示制度の耐震等級3相当の仕様とした。
家族のライフステージの変化とともに、間仕切り変更が可能な可変性を確保した間取りの計画とし、電気配線・設備配管の変更にも対応可能な具体的な工夫を取り入れた。
将来の可変空間の自由度をアップするため、外周部+設備コア部のスケルトン状態の間取りでも住宅性能表示制度の耐震等級3相当を確保する計画とした。
3.「太陽光発電システム+電気自動車対応」による創エネルギーと自家消費の『循環型システム』
冒頭の省エネ対策により、エネルギー消費とCO2排出量を低減するが、さらに太陽光発電システムを搭載し「創エネ」を行い照明・家電等で使用、今後普及が予想される電気自動車に対応した充電設備を設け、お客様がプラグインで充電した電気自動車を走行させる事で住宅と自動車双方で低炭素社会実現を目指す。
将来的に環境が整えば、安価な深夜電力を使い自動車に貯めた電気を家の中でも使用する事で、さらなるCO2低減を行い長期に渡り地球環境の保全に貢献が可能な『循環型システム』とする。
4.日本の伝統意匠を取入れながら、今後も末永く良好な街並みを形成する外観デザイン
太陽光発電システムを搭載し易い屋根形状を持つ現代的な住宅でありながら、日本の住文化に配慮した蔵の意匠を取入れながら、将来に渡り街並みに馴染むデザイン提案とした。
5.住宅フランチャイズシステムによる設計から完成・点検までの考え方
フィアスホームでは既に「普及促進事業」において実績を多数残しており、フランチャイズの仕組みを活用し、長期優良住宅の勉強会実施、業務上必要な情報や商品の提供を始め、設計施工、引渡し、点検、メンテナンスまで本部と加盟店が一体になり品質の高い住宅の普及促進に努めている。
「先導的モデル事業」では既存の仕組みに加え、新しい本部のサポートを加え充実させる事で、長期に使用される住宅の初期性能の確認、性能維持、設計コンセプトの実現と住んでからの維持管理を確実に行う計画とした。
●今後の予定について
既に加盟店向けの勉強会を済ませ、一部でお客様との具体的な折衝に入っており、本部・加盟店が一体で採択事業の確実な実施のための活動を進める。また、採択された事業内容は今後の商品開発にフィードバックし、先導的モデルの考え方を盛り込んだ住宅のより一層の普及を図るべく活動を行う。