平成21年度 第1回 長期優良住宅先導的モデル事業紹介

　既存住宅の売却を希望する住まい手から住宅を買い取り、最適かつ最新の性能技術や構造技術を取り入れて、現在の新築住宅と同等レベルへ再生して販売することは、既存住宅のストック価値を高めることになり、また既存住宅流通の活性化につなげることになる。

　「フルスケルトン再生モデル21」事業は、次の3つの柱にて構成される。

1. 現在の新築住宅に準ずる性能へ、既存住宅へのリノベーションの実施
   　「耐震補強」「耐久性向上」「断熱性の向上」「防犯性能の向上」「UD性能の向上」
   　「まちなみ価値の向上」「設備・機能の更新」「デザイン向上」の8つをリノベーションの必須テーマとして、既存住宅を再生する。
   
   
2. 既存住宅の買い取りから再生・販売・保証・メンテナンスまでを一貫して行うオーナー住宅買取再生システム「エバーループ事業」
   
   
3. 再生工事におけるゼロエミッションの達成
   　当社は「工場生産時」及び「解体・施工時」において、自社の管理下で建築廃棄物を資源として100%リサイクルするゼロエミッションを達成している。

　国民に広く公開・普及するという観点から、当社のネットワークを活用して関東・中部・関西エリアの三大都市圏に幅広く本事業を公開する。さらに、TV・新聞・インターネット等のマス媒体を複合した広域かつ集中的な告知活動を行い、長期優良住宅の普及に貢献する。