第2回 超長期住宅先導的モデル事業紹介
ミサワホーム超長期住宅(育てる住まい・末永く住み継がれる住まい・持続的まちづくりモデル)
ミサワホーム 株式会社
ミサワホーム西関東 株式会社
ミサワホーム西関東 株式会社
〒163-0833
東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル13階
東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル13階
●基本コンセプトについて
本提案には、システム提案の「育てる住まい (木質系住宅)」「末永く住み継がれる住まい (鉄骨系住宅)」「持続的まちづくりモデル (木質系分譲住宅)」の3つの提案が包含されている。
ミサワホームでは今回の提案応募にあたり、“住宅の取得がゴールではなく、スタートであるという共通認識”に立つべく『住宅=資産価値としての評価』、そして『誰もが、快適に住まい続けることが可能な住宅』という観点で、
また、まちづくりにおいては、新たに暮らす方々や次世代の住民へ伝えるための情報伝達やコミュニティーが継続するしくみも提案した。
ミサワホームでは今回の提案応募にあたり、“住宅の取得がゴールではなく、スタートであるという共通認識”に立つべく『住宅=資産価値としての評価』、そして『誰もが、快適に住まい続けることが可能な住宅』という観点で、
- 個人資産として『愛着をもって住み継いでいける可変性・汎用性』
- 社会資産として『いつまでも美しく、誰もが住むことのできる普遍性』
また、まちづくりにおいては、新たに暮らす方々や次世代の住民へ伝えるための情報伝達やコミュニティーが継続するしくみも提案した。
●先導的な提案の内容について
<耐久性>
耐久性については木質系・鉄骨系それぞれの工法において当社が長年培ってきた独自の技術をベースとしている。木質系住宅では木材を劣化環境におかないことを主眼に、外壁二重防水工法+外壁通気工法、構造体パネルの含水率15%以下とする管理、及び防湿対策等を行う。また、しろ蟻対策として無公害防蟻工法を採用している。建築金物についても原則として劣化軽減策等級3相当の防錆措置を行っている。
鉄骨系住宅では、100年を超える「高耐久構造体防錆仕様+外装材」を標準化し、しろ蟻対策としての無公害防蟻工法も採用している。
<耐震性>
耐震性は、性能表示の耐震等級3又は等級2を基本とし、木質系住宅については『長期の耐震性維持』と『間取り変更の容易性』を両立させるために、独自の構造耐力壁適正配置システム (ブロック・チェック・システム) による確認に加え、大地震時の構造体の損傷軽減のため制振装置を採用する。制震装置に用いる高減衰ゴム製のダンパーは、劣化促進試験により100年相当の耐久性を確認しているが、交換が必要となった場合でも容易に対応できるようダンパー部をユニット化している。
また地盤調査報告書は、ミサワホームの地盤情報システムに基づく豊富な近隣データーを参照して、地盤判定資格者 (社内認定資格者) により作成され、お客様に提示する。
鉄鋼系住宅においても、詳細は一部異なるが同様な提案とした。
<その他の技術的提案>
良質な居住空間の確保については、木質系、鉄骨系住宅とも、その工法の持つ優れた構造耐力性を活用した大収納空間「蔵」や勾配天井による高い天井など、平面的・立体的にゆとりある居住空間を設け、ライフスタイル及び家族構成の変化に柔軟に対応できることを提案した。
また、省エネルギー性については次世代省エネ基準を超える断熱・気密仕様とした上で、自然の風の力を生かしたパッシブ省エネ(微気候デザイン設計)を採用した。
<維持保全計画>
これまで実施していた、維持管理、流通システムを見直し、住宅を長持ちさせる取組みに加え、住宅が長く住み継がれていくために、お客様と共に維持管理のPDCAを回し、総合的、持続的にサポートする仕組みとして「新・お客様サポートシステム」を提案した。このシステムでは新たにお客様専用Web (オーナーズクラブ) によるDIY・維持管理部品等のWeb販売に取り組む等、お客様による主体的な維持管理をジャストインタイムでサポートしていく。
従来の点検制度、保証制度 (保証延長・再保証) に設定していた最長期間の制限を撤廃し、点検、維持管理のPDCA、耐久診断、耐久工事を持続することにより、住宅が存続する限り、点検・保証が継続可能な制度への改定も行う。
<記録の作成および保存等>
ミサワホームの建物は全て、「住宅履歴情報管理システム (MECIA)」によって基本情報・契約図面・工事・維持管理書類等がデータとして作成・保存・活用・開示される。
特に、今回提案の「持続的まちづくりモデル」では、ミサワホームグループの販売会社のひとつであるミサワホーム西関東が埼玉県に分譲する「オナーズヒル西鳩谷」40区画の一団の住宅を対象に専用のWebサイトをプラットホームとして構える。「住宅履歴情報」や「まちのガイドライン」などを集約して、必要な時期に必要な情報を提供するシステムを新たに構築することで、購入を検討している方々への“共感づくり"から、ご入居後の“まち育て”までサポートすることを提案した。
<流通促進>
「流通サポートシステム」として買取物件をリフォームし、優良ストック住宅 (SumStock) として売却したり、一般社団法人移住・住みかえ支援機構 (JTI) による新築建物の「移住・住みかえ支援適合住宅制度」、既存住宅の「事前建物診断証明書制度」を活用した終身借り上げの実施など、お客様の「売りたい」「貸したい」というご要望に多様に対応できる流通促進システムを提案した。
耐久性については木質系・鉄骨系それぞれの工法において当社が長年培ってきた独自の技術をベースとしている。木質系住宅では木材を劣化環境におかないことを主眼に、外壁二重防水工法+外壁通気工法、構造体パネルの含水率15%以下とする管理、及び防湿対策等を行う。また、しろ蟻対策として無公害防蟻工法を採用している。建築金物についても原則として劣化軽減策等級3相当の防錆措置を行っている。
鉄骨系住宅では、100年を超える「高耐久構造体防錆仕様+外装材」を標準化し、しろ蟻対策としての無公害防蟻工法も採用している。
<耐震性>
耐震性は、性能表示の耐震等級3又は等級2を基本とし、木質系住宅については『長期の耐震性維持』と『間取り変更の容易性』を両立させるために、独自の構造耐力壁適正配置システム (ブロック・チェック・システム) による確認に加え、大地震時の構造体の損傷軽減のため制振装置を採用する。制震装置に用いる高減衰ゴム製のダンパーは、劣化促進試験により100年相当の耐久性を確認しているが、交換が必要となった場合でも容易に対応できるようダンパー部をユニット化している。
また地盤調査報告書は、ミサワホームの地盤情報システムに基づく豊富な近隣データーを参照して、地盤判定資格者 (社内認定資格者) により作成され、お客様に提示する。
鉄鋼系住宅においても、詳細は一部異なるが同様な提案とした。
SMART STYLE O | |
良質な居住空間の確保については、木質系、鉄骨系住宅とも、その工法の持つ優れた構造耐力性を活用した大収納空間「蔵」や勾配天井による高い天井など、平面的・立体的にゆとりある居住空間を設け、ライフスタイル及び家族構成の変化に柔軟に対応できることを提案した。
また、省エネルギー性については次世代省エネ基準を超える断熱・気密仕様とした上で、自然の風の力を生かしたパッシブ省エネ(微気候デザイン設計)を採用した。
<維持保全計画>
これまで実施していた、維持管理、流通システムを見直し、住宅を長持ちさせる取組みに加え、住宅が長く住み継がれていくために、お客様と共に維持管理のPDCAを回し、総合的、持続的にサポートする仕組みとして「新・お客様サポートシステム」を提案した。このシステムでは新たにお客様専用Web (オーナーズクラブ) によるDIY・維持管理部品等のWeb販売に取り組む等、お客様による主体的な維持管理をジャストインタイムでサポートしていく。
従来の点検制度、保証制度 (保証延長・再保証) に設定していた最長期間の制限を撤廃し、点検、維持管理のPDCA、耐久診断、耐久工事を持続することにより、住宅が存続する限り、点検・保証が継続可能な制度への改定も行う。
<記録の作成および保存等>
ミサワホームの建物は全て、「住宅履歴情報管理システム (MECIA)」によって基本情報・契約図面・工事・維持管理書類等がデータとして作成・保存・活用・開示される。
特に、今回提案の「持続的まちづくりモデル」では、ミサワホームグループの販売会社のひとつであるミサワホーム西関東が埼玉県に分譲する「オナーズヒル西鳩谷」40区画の一団の住宅を対象に専用のWebサイトをプラットホームとして構える。「住宅履歴情報」や「まちのガイドライン」などを集約して、必要な時期に必要な情報を提供するシステムを新たに構築することで、購入を検討している方々への“共感づくり"から、ご入居後の“まち育て”までサポートすることを提案した。
<流通促進>
「流通サポートシステム」として買取物件をリフォームし、優良ストック住宅 (SumStock) として売却したり、一般社団法人移住・住みかえ支援機構 (JTI) による新築建物の「移住・住みかえ支援適合住宅制度」、既存住宅の「事前建物診断証明書制度」を活用した終身借り上げの実施など、お客様の「売りたい」「貸したい」というご要望に多様に対応できる流通促進システムを提案した。
●今後の予定について
今後は提案内容を盛り込んだモデル住宅の建設、まちづくりに取り組み、制度の趣旨に沿って、広く一般に向けミサワホームの超長期住宅モデルを公開していく予定。