長期優良住宅 Web

第1回 超長期住宅先導的モデル事業紹介

平成21年度 平成20年度
長期優良住宅先導的モデル事業とは? 平成21年度 第1回長期優良住宅先導的モデル事業紹介 平成21年度 第2回長期優良住宅先導的モデル事業紹介 第1回超長期住宅先導的モデル事業紹介 第2回超長期住宅先導的モデル事業紹介 REPORT NEWS

(仮称) ウォールデンテラスおゆみ野 分譲プロジェクト

トヨタホーム東京株式会社、トヨタホーム株式会社
〒102-0074
東京都千代田区九段南2-3-18

●基本コンセプトについて

 「(仮称) ウォールデンテラスおゆみ野 分譲プロジェクト」は、千葉市緑区に都市再生機構によって造成された大型分譲地 全101区画トヨタホーム分譲事業地内での、戸数10戸のモデル事業である。
 トヨタホームは、この分譲プロジェクトで、「いいものをつくり、きちんと手入れをして長く大切に使う」というコンセプトのもとに、トヨタホームの高い基本性能と充実したサポート制度をベースに、トヨタホーム独自の先進的なアイテムを加え、人と環境に配慮した街づくりを提案している。

●先導的な提案の内容について

(1) トヨタホームの高い基本性能と充実したサポート制度

 トヨタホームの構造体は、1階床に高耐久メッキ鋼板とカチオン電着塗装のハイブリッド防錆を開発し、100年超の耐久性を実現している。
 また、高強度鉄骨ユニットラーメン構造により、耐震等級において損傷防止で最高ランクの3級を獲得し、倒壊防止についても3級をはるかに超える性能を実現すると同時に、ワイドスパン工法により、最大で35畳の大空間を可能 (簡易に間取り変更が可能であるため、リフォームにも有利) としている。
 一方、断熱性能向上が求められる中、IV 地域である当該地域で、次世代省エネ III 地域相当のさらに高い断熱性能を実現。
 さらに生涯サポートシステムとして、住まいがある限り5年毎に点検を行う「生涯点検」、適切なメンテンスに基づく業界トップクラスの「60年長期保証」、暮らしに役立つサービスを提供する「ライフサポート」-の3つの柱で構成する「アトリスプラン」も導入している。
(2) トヨタホーム独自の先進アイテム

 通風・日射制御で冷暖房機器使用を最小限に抑えるため、トヨタホームが独自に開発した通風機能と防犯機能を両立させるブラインドシャッター「エアリーガード」(ブラインドシャッターとして日本初のCP認定取得) を採用している。
 また、近い将来、普及が予想されるプラグインハイブリッド車に備え、屋外に専用コンセントを設置。安い深夜電力で帰宅後に充電することにより、CO2の出ないクリーンな電気走行の幅を広げる新たな提案をしている。

街なみのイメージ
(3) 人と環境に配慮した街づくり

 本件分譲地では、街として財産となる街並みや景観づくり、また飽きのこないシンプルデザインとしている。
 加えて、地盤の漉 (す) き取りにより、玄関ポーチと道路の高低差を最小化し、車椅子やベビーカーにも対応するスロープアプローチ等 (将来、手すりも付けられるようにも配慮)、室内だけでなく屋外もバリアフリー対応にしている。また、約6〜8mの常緑樹シンボルツリーを各宅地に1本植樹、サブガーデンとしても、2台目のカーポートとしても活用できる芝プロテクター (グリーンブロック) を採用した緑化カーポートを設置 (これにより、緑被率は25%以上) している。
 NO2やSO2などの大気汚染物質の吸収能力とヒートアイランド現象の緩和能力が高い花々「チェリーセージ」、成長の早い種類「キルシェレッド」や浄化能力が高い「キルシェピンク」など、トヨタが開発した「環境改善植物」も採用、可憐な花を長期間楽しめるだけでなく、植物による環境改善を推進している。
 さらに、緑地管理を容易に継続できるよう、コミュニティーを形成するガーデナーシステムを導入している。
 これは庭のお手入れをサポートし、季節の花や緑を通じて、コミュニティーが広がるよう、プロのガーデナーが街の中を巡回し、庭の草花や芝生の管理についてアドバイスするものである。

●今後の予定について

 トヨタホームは販売開始以来、スケルトン・アンド・インフィルの思想に基づき、安心して長く快適に住める家のご提供に取り組んできたが、採択を受けて、なお一層、「いいものをつくり、きちんと手入れして長く大切に使う」ことの大切さを、本件分譲地ではもちろん、家づくりのあらゆる機会を通じて、お客様にお伝えしていきたい。
第1回 超長期住宅先導的モデル事業紹介
Top Page 第1回 超長期住宅先導的モデル事業紹介 INDEX